女性向けAV「SILK LABO」プロデューサー・牧野江里さんによる女性がもっと豊かに性を楽しむための親も学校も教えてくれない保健体育の授業！

19時限目

自分の身は自分で守るべし。　①

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セックスとは切っても切れない避妊。
彼氏が着けたがらない、ふざけんな!!という、女子ができる自分の身を守る方法、そしてAV業界のSTDについてのお話です。
　
女子ってけなげ。
好きな人のために、きれいになりたい、もっと感じたい。
ああ、なんていじらしくてかわいいんでしょう!!!!　
時にちょっといじらし過ぎないか!?と思うことはあれど、私はそんな日本女子が大好きです！
　
ところが、そんなかわいい女子たちにとって、悪魔のような存在がいます…。
それは、避妊シタガラーズという、避妊をしない男子たちなのです!!!!
　
避妊具の代表選手であるコンドームさんは、今や人間の保護とエゴとエロと最新技術とが相まって、薄さ0.02ミリという、限りなく0に近い厚みへと進化してきています!!　
0.02ミリは、なんとミカズキモという単細胞微生物の幅と一緒だし、スギ花粉と同じだし、なんだかもうわけわからんくらいに薄いわけですよ!!!!
　
もっと気持ちいいセックスができるように…という、なんとも人間らしい素直な理由で、コンドームはどんどん薄くなってきているのです。

STOP!!!　STD＆望まない妊娠

そもそも皆さん、コンドームをしなければいけない理由って何だかわかりますか?　
避妊具、と呼ばれているが故に「望まない妊娠を防ぐため」だけと思われがちですが、STDといわれる、性行為で感染する病気を防ぐ、という役目もちゃんと並行してあるんです!!!!

性感染症といわれるこの病、種類もホントさまざまで、おりものが緑色になったり…おまんにオデキが大量にできたり、超絶かゆくなったり、超絶臭くなったり…恐ろしいことこの上ないのに、それだけでは済まず、将来の不妊の原因をつくってしまうこともあります。
ましてや、HIV（エイズ）に感染してしまったら、命さえ危ういわけです。
たった、数分の快楽のために、男も女も生で挿入したいんでしょうか?
　
こんなにいろいろ脅しをしても、なかなか浸透しないのが今の世の中です。
代表選手であるコンドームの使用率も下がっているとか…
ホント、あかんですよ!!
　
「私の彼氏は浮気しないから大丈夫」なんて、一番危険です。
彼氏の元カノが、清純派に見せかけたハイパーヤリマンヌで病気持ちかもしれませんし、そうなってきたら感染ルートは芋づる式に増え、感染の確率もドンドンドコドコ上がってくるんです。

ゴムなし男に制裁を!!!

どちらかといえば、女子はそういうことをわかっているんですよね。
女性誌のSEX特集でも、必ずセットで病気について記載されています。
でも、女子がそれをわかっていたところで、相手が気をつけてくれないと、どうしようもありません。
　
でも、本当に子供をつくるとき以外は生はしないでほしい。
この人とセックスして、子供を産んで育てていけるか、もし病気になっても愛せるか、そういう覚悟がないんなら、男も女も生ハメはしてはいけません。
女子から「ゴム着けて」と言える勇気。
いや、当たり前のマナーを守ってくれない男なんて、正直、あなたのことを本当に大切に思っているのか、疑ったほうがいいですよ。
　
言ってもゴムしない男には、アナルにわさびを塗ったキュウリでもぶち込んでやればいい。
あとのこと?　
知るか!!　
ボケ!!

◆牧野江里/まきの・えり

2006年に某AV会社に就職。ADとして作品制作に携わり、その後宣伝部へ異動。広報の仕事を経て、2009年に女性向けDVDメーカー「SILK　LABO」を立ち上げる。現在はプロデューサーとして、日夜女子同士のエロ話やイケメン発掘に精を出している。好物は生肉、主にレバ刺し。http://blog.livedoor.jp/silklabomaking/