女性向けAV「SILK LABO」プロデューサー・牧野江里さんによる女性がもっと豊かに性を楽しむための親も学校も教えてくれない保健体育の授業！

57時限目

性病検査にいってきました。　①

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　さて。性病検査ですが、いろんなパターンで受けることが可能です。
まずは婦人科です。いわゆるレディースクリニックです。こちらは結婚前に全部性病から婦人病までチェックしましょう！というハネムーンコースとかもあったりします。検査結果は大体一週間後。

まず、婦人科なので女性しか周りにいない点で安心だと思います。
私が行ったところは何処かといいますと、新宿にある某クリニック。
こちらは業界御用達の性病・HIV検査をメインにしておりまして、検査結果が最短1日でも出る！という、性を生業にしている方々にとっては貴重なクリニックなのです。
忙しい方のためにもメールで結果が見れたり、と多忙な現代人にはとっても嬉しいシステム。
潜入取材気分で1月5日に行ってきました！！

まずは問診票。名前やら何やら、気になることやらを記入していきます。
そうすると次に番号札を渡されます。今後、呼ばれるときは番号で呼ばれます。
最近はプライバシーの配慮が細かい細かい！

しばらく待っていると番号で呼ばれ、診察室へ…。普段婦人科に行ったことがある方は、問診して、あのエゲツない診察台に乗って、股間をまじまじと見られ何かを突っ込まれる…という印象が強いと思うのですが、このクリニックの事務作業的っぷりときたら！
優しそうな女性がコースの確認、そしてまずは長～い綿棒を渡されます。
これを持って、トイレに行き、自分で膣に挿入して、ぐるっと一回転させてこい、と。
おりものの採取をするとのことで、え？自分でやんの？！と一瞬びっくりするのですが
人に股間をさらけ出すことに比べたらよっぽど気が楽。面白いな～と思いトイレへ…。

3本分のおりものを採取し、試験管みたいなのに綿棒を入れ、トイレ脇の小窓に提出。
すると声もなく、スッと持っていかれます。

何か手書きで書かれている！？

続いてさきほどの診察室へ戻ると、今度は採血。

私…痛いのは好きなのですが、血を抜かれるのは超絶苦手でして、一切血を見ないように見ないようにしてました。
血を抜かれた後は少しお休み。

そして待合室へ。なんと以上でほぼすべての性病検査が終了です！！（子宮頸がん検査はまた別です）
なんと事務的！そしてなんという迅速さ！こんなもんで後はメールで結果を待つだけなんて、なんて簡単なんだ！！と驚いたのでした。

最後に番号を呼ばれてお会計。

そのタイミングでカンジタとトリコモナスは結果が聞けるので、ちょっとドキドキ…黒か？白か？！なんて思っていたら…。

結果の紙の備考欄に何か手書きで書かれているではありませんか！！

「白血球の数が多いので、免疫が落ちている可能性があります」

え…？！？！？！は、白血球！！！？！？！

性病ではなく、免疫が下がっているって何？！

これヤバイのか？！と半泣きでお姉さんに聞いたところ、「風邪を引いてたり、疲れてたり、ストレスを感じてたりすると白血球が増えるんです。
これが続くようなら別ですが、よくあることですよ。お休みとってくださいね」と優しく言われました…ほっとするも、やっぱり疲れてんだなあ、
人体って面白いんだなあ、としみじみ思いました。

その後、結果はすべて白！！あ～よかった！2013年は奇麗な幕開けです！！
性病検査、いかがでしょう？こんなにラフな感じで受けられるんですよ？皆様もぜひ定期的な検査をお勧めします♡

そしてちゃんと締め切りを守りたいです！！（涙）

次回の更新はマッキ～から原稿が届いたら（笑）
お楽しみに☆

◆牧野江里/まきの・えり

2006年に某AV会社に就職。ADとして作品制作に携わり、その後宣伝部へ異動。広報の仕事を経て、2009年に女性向けDVDメーカー「SILK　LABO」を立ち上げる。現在はプロデューサーとして、日夜女子同士のエロ話やイケメン発掘に精を出している。好物は生肉、主にレバ刺し。http://blog.livedoor.jp/silklabomaking/