「ここだけの話」略して「ココ話」〜第22回〜|風俗求人てぃんくる

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ただいま夏真っ盛り！　てぃんくら～だって、出勤スケジュールを何とかやりくりして、手近な場所でバカンスしちゃうぞっ。だけど、せっかく時間を作って、思い切り楽しむつもりが、予想外の展開で結果的にグッタリ…なんてことも。思わず「夏のバカ～！」と叫びたくなる、後悔いっぱいトホホなエピソードをご紹介。

夏はやっぱり海でしょ。たくましいイケメンでも引っかけに行こう！　テーマは坂口憲二で決まりでしょ、って店の女の子3人でビーチへゴー!　店でもそこそこ人気のある3人だから、絶対イイ男ゲットだよね～とか期待満々で行ったのに、声をかけてくるのは、どう見てもホストみたいのばっかり。ああいうドロッとしたのに用はないし。フツーのキラキラした男の子がいいのにぃ。あたしら、そんなにケバさ出しまくり？（おさわりパブ・21歳)

友達に誘われてオートキャンプに出かけたの。河原に行って、魚を釣ったり、バーベキューしようって。確かに空気はイイし、食べ物も美味しかったよ。だけど、虫が多くて刺されるわ、草にかぶれるわ。で、河原に一泊して直接お店へ。シャワーもあるし、ちょうどいいかと思って。そしたら1日たったせいか、思った以上に虫さされとかぶれで肌がぶくぶくに…。店長に「おまえ。汚ねーから家へ帰れ！」って言われた。おいおい汚いって…。（イメージクラブ・19歳)

もちろんお客さんには内緒ですが、私、幼稚園の子供がいるの。いつもはお婆ちゃんに任せっきりなんだけど、さすがに夏休みはどっかに連れて行ってあげなくちゃっていうんで、ディズニーランドに。で、園内を歩いてたら、なあんとなく見たことあるような人が前から家族連れで歩いてきたの。ジャーン!お客さんでしたあ。私は子供と2人、向こうは奥さん子供連れ。あのお客さん、独身とか言ってたのにー。まあ、いいんだけど。そのお客さん、1週間もしないで店に来たよ。向こうも、相当ビビってたみたい。（個室高級サウナ・26歳)

私、風俗誌に限らず一般の雑誌でも顔出し取材を受けてるんで、街を歩いてるとよく、「フードルの○○ちゃん？」って声かけられたりするの。正直、ちょっとウザイし、人によっては怖い。だからプライベートで時間ができると、東京脱出。この夏休みは阪神ファンの彼と大阪に出かけました。で、タコ焼きを買おうとミナミを歩いてたら「あの子、フードルのなんとかちゃうか」って声が聞こえてきて、ヒェ～。関西人に見つかったらしつこそうなんで、ダッシュでホテルに帰っちゃった。以降、せっかくの大阪だってのにホテル暮らし。タコ焼き食いっぱぐれました。（性感ヘルス・21歳)

夏といえばプール。でも髪が完全に乾いてから出勤しないと、あらぬウワサの元に……。この間、プール帰りにお客さんと待ち合わせて店前同伴してもらったの。その時、まだ私の髪が乾いてなかったのを、同僚がめざとくチェック。いっぽうそのお客さんは、その日たまたま会社の引っ越しだったとかで、飲んでる間中「腰をやられた。腰が痛い」を連発。そしたらいつの間にか、私の「濡れた髪」と、お客さんの「腰が痛い」が合体して、「店前にラブホに行って枕営業した」というウワサが店内に広まってた。だーからそーじゃないって!　行ったのはホテルじゃなくてプール!　それも私1人でね!（キャバクラ・23歳)



	夏はハメを外しやすい季節。ゆえに楽しい思い出だけにとどまらないのが、悲しい実情でしょうか。でも休みはしっかり取ってバカンスしなくちゃね!　さて、次回テーマは「行こか戻ろか」。風俗を引退するか続けるか、一大決心のお話。更新は8/28です。


イラスト／松本薫