カラダの悩み相談室
アカエダ

セックスや病気について、何も知らないと一方的に被害を受けることになります。女性にはみんな、性に関する正しい知識をつけて、自分のからだを、命を守ってほしい。そのために私がお手伝いします。

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今年初めに急性扁桃炎にかかり、その後熱や喉の違和感はないものの、疲れるとすぐにのどの両サイドに白いぽちぽちができます。
かかりつけの耳鼻咽喉科では念のため、溶連菌の血液検査をしてもらいました。
結果、かろうじて正常な数値の範囲内だったのですが、特に手術をする必要はありますか?

あなたの場合は、扁桃炎が慢性化しているのですね。
慢性になると、体力が落ちたときに病気がぶり返してくるものです。
まずは、睡眠をよくとって、身体の疲れを癒やしてください。
それから、スパイスなどの刺激物やお酒なども控えめにしましょう。
また、咽頭クラミジアの可能性もありますから、念のため、耳鼻咽頭科でクラミジアの検査も受けておくとよいですね。

私は普通の人よりも、おりものの量が多く、下着が濡れてしまいます。
匂いも少し強いような気がして、ズボンなどをはくと匂いが移ってしまいます。
それもほぼ毎日なのですが、何かの病気なのでしょうか……? 
それともこれって、成長期特有のものなのでしょうか?

まず、あなたはセックスの経験がありますか? 
もしあれば、セックスで感染するクラミジアの可能性があります。
婦人科を受診してください。
また、セックスしていないのなら、生理的なものなので心配はありません。
過労が続くとおりものが増えて、匂いも強くなります。
睡眠をよくとって、規則正しい生活をするよう気をつけていれば、症状は治まります。

アカエダ

プロフィール
赤枝六本木診療所院長(産婦人科)。
東京医科大学卒、医学博士。
1977年、赤枝六本木診療所を開業。
若い女性の心と身体の健康を守る活動を積極的に行い、テレビ、ラジオ、雑誌などでも若い女性の性感染症・妊娠の悩みに答えている。
http://www.akaeda.com

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■街角女性健康相談室(無料)
毎週木曜日 21:00~24:00 六本木ロアビル1F(ドンキホーテの目の前のビル)
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