カラダの悩み相談室
アカエダ

セックスや病気について、何も知らないと一方的に被害を受けることになります。女性にはみんな、性に関する正しい知識をつけて、自分のからだを、命を守ってほしい。そのために私がお手伝いします。

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以前、毎朝下痢をしていたため、1年半ほどまえから脱肛になりました。排便するたびにあそこに不快感があり、
何度も拭くはめに。病院に行く時間もなく、今もこのような状態です。自分で治すことはできないのでしょうか。

自分で治せます。まず、あなたは下痢をよくするということなので、食生活にも問題があるのかもしれません。
牛乳など動物性のものをなるべく避け、身体に刺激のないものを食べるようにしてみてください。
それから、ウォッシュレットなどでいつも清潔にしておきましょう。脱肛の場合、指で中に押し込んで、
お尻をギュッと引き締めるトレーニングを。肛門括約筋が鍛えられて、脱肛もよくなってきます。
あとは便秘をしないように気をつけてください。

2週間前に中絶しました。チョコレートクリームのような出血が1週間を過ぎたあたりから出ていて、
10日後の検診では手術時の綿が残っていたと言われ、初めて抗生物質を処方されました。それから出血は
少なくなりましたが、2週間経ったのでセックスしたら、少しして出血しました。この出血は生理に近い感じです。
実を言うと、抗生物質を処方される前にも少しだけ男性器を挿入してしまいました。
今、病院に行く必要のある状況か教えてください。

内膜炎になって血が止まりにくくなっているのかもしれません。あと1週間待ってみて、
出血が止まらなければ病院へ行きましょう。その間セックスは避けて、安静にしてください。

アカエダ

プロフィール
赤枝六本木診療所院長(産婦人科)。
東京医科大学卒、医学博士。
1977年、赤枝六本木診療所を開業。
若い女性の心と身体の健康を守る活動を積極的に行い、テレビ、ラジオ、雑誌などでも若い女性の性感染症・妊娠の悩みに答えている。
http://www.akaeda.com

出没
■街角女性健康相談室(無料)
毎週木曜日 21:00~24:00 六本木ロアビル1F(ドンキホーテの目の前のビル)
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