カラダの悩み相談室
アカエダ

セックスや病気について、何も知らないと一方的に被害を受けることになります。女性にはみんな、性に関する正しい知識をつけて、自分のからだを、命を守ってほしい。そのために私がお手伝いします。

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子宮頸びらんという診断を受けました。
出血がひどかったため病院で縫う処置をしたのですが、いつ頃になったらセックスできますか。

あなたの場合、正しくは「子宮膣部びらん」でしょう。
また病院での処置も、縫ったのではなく、薬やレーザーで消灼(びらんの部分をきれいにすること)したのです。
だいたい6週間ぐらいはセックスは避けてください。

2年ぐらいセックスをしていなくて、久しぶりにしたら初めてのときのようにすごく痛くて出血もありました。
何かの病気でしょうか。

おそらく心配はないでしょう。
長い期間セックスをしていないと、膣が縮んで元のように狭くなってしまいます。
そのため、ペニスを挿入したときに痛みが生じたり、こすれて細かい傷ができ、出血したのでしょう。

アカエダ

プロフィール
赤枝六本木診療所院長(産婦人科)。
東京医科大学卒、医学博士。
1977年、赤枝六本木診療所を開業。
若い女性の心と身体の健康を守る活動を積極的に行い、テレビ、ラジオ、雑誌などでも若い女性の性感染症・妊娠の悩みに答えている。
http://www.akaeda.com

出没
■街角女性健康相談室(無料)
毎週木曜日 21:00~24:00 六本木ロアビル1F(ドンキホーテの目の前のビル)
■その場でわかる「街角エイズ検査」
毎月第4日曜日 14:00~17:00 セコム本社1F セコムショップ(原宿)