女の保健体育

女性向けAV「SILK LABO」プロデューサー・牧野江里さんによる女性がもっと豊かに性を楽しむための親も学校も教えてくれない保健体育の授業!

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22時限目

エロの文化はこんなにも広い。②

情報化社会、ハイテク…エロの文化は常に新しいものを生み出していきます。
情報があふれればあふれるほど、広がるエロとギャップ。
今回はその“ギャップ”とうまく付き合っていく方法についてのお話、後編です。

男の性欲が十分に満たされる世の中になってしまった現代。
男のオナニーはすっかり市民権を得て、テレビやラジオで芸人さんが「TENGA最高!」などと発言できたり、すっかりカジュアルなものになりました。
果たして女のほうはどうでしょう??

男たちはインターネットの普及により、探究心のない草食ボーヤが増えてるようですが、逆に女子の場合は、ネットという日常とは別の切り離された世界ができたおかげで、己の性欲と向き合える機会が増えたように思えます。


オナニー、セックスレス…
私って淫乱!?

「自分はオナニーしてしまうが変態なのか」「セックスレスで悩んでいるが、こんなにセックスしたいと思うのは私が淫乱だからなのか」。
そういった、人には聞けない性の悩みも、顔が見えないネットならば他人に相談できてしまうものです。
そこで救われることも、とても多いでしょう。

そうして女子たちがエロに対する罪悪感を、もっともっとなくしていけるような世の中になったら、良いと思うのですよね~!!。
女性のためのアダルトネットショップもたくさん増えてきていますし、だんだん女のエロが「メイク! ファッション! エロ!」なノリで普及しつつあるのがなんともうれしい限りです。

膣トレグッズなる、アソコの締まりをよくするグッズもあったりと、女子のエロも多様化してきて、今まで男に頼らざるを得なかった「気持ちイイセックス」も、そういう方法で前向きに楽しむ選択肢が増えてきています。

我々SILK LABOをはじめ、女性向けのAVを作るメーカーさんもポツポツ増えてきているようです。
ネットショッピングでの購入も恥ずかしくないと、女子も自由にエロを楽しむ環境が整ってきているように思えます。
それってとてもよいこと!


女子のエロさに引くな、男たちよっ!
それにしても、男女のエロに対する価値観がタイミングよく合致することって、本当に難しいんですね…。

昔はたぶん「もっとエロい女が増えたらいいのに」と思っていたであろうに、いざ本格的に女が開放的になってくると「なんか、引くわ…」みたいな。
一体どうしてなんでしょう??
本当、永遠のテーマですね。
男女の壁。

結局はやっぱりコミュニケーションなんですよね。
自分のやりたいことを一方的に押し付けてもダメだし、相手の要求ばかりに応えて我慢してもダメだし。
エロいツールはどんどん増えてきているけれど、それを男女がわかり合えるように使ってもらえたらいいなあ、と私は思うのです。

例えば、SILKのDVDを一緒に見て、「あたしたまにはこういうのも好きかもしんない」など、相手におねだりしちゃったりしてみたり…。
TENGAだって、例えば生理中で「今日はエッチできません」てときに、一緒に使ってみたり…。br /> そしたら「一人で使うTENGAより、お前と使うTENGA最高!!」みたいになるでしょうしね。
なんかそれってEジャンGジャン最高ジャン!?

これからもいろんなエロエログッズが増えてくるとは思いますが、それすらも敵ではなく、どんどこ味方にしていきましょうぞ、女子よ!!!!

そしたらきっと、もっと楽しいエロライフが待ってるはず…!

おまん VS TENGA!?の巻
エンド