女の保健体育

女性向けAV「SILK LABO」プロデューサー・牧野江里さんによる女性がもっと豊かに性を楽しむための親も学校も教えてくれない保健体育の授業!

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05時限目

男の性の秘密を
解き明かそう ①

「日本人」と聞くと「侘(わび)・寂(さび)」や「奥ゆかしい」といった、慎ましやかなイメージが浮かびませんか。
しかし、それは言い得て妙なり。
確かに表面上では奥ゆかしいそぶりをしておりますが、「日本人」の本当の代名詞は「ムッツリスケベ」なのでございます……と、唐突ですが断言したいこんな夜。

日本のエロ文化って、世界中から見てもかなり発達しているのを皆さまはご存じでしょうか?
どこがすごいのって、まずはAVのジャンルの多さ
大きく分けると女優さんの単体ものと、大人数系の企画ものの2種類なのですが、そこからさ らに細かく、SMもの、ロリもの、痴女もの、熟女もの、全裸もの、職業もの、ぶっかけもの、スカトロもの……と、多種多様に、さまざまな男性のニーズに応えたAVがあるのでございます。

そして、AVと同じくして風俗業界も多岐にわたるジャンルがあります。
ひたすらおっぱいを愛(め)でたいおっぱい星人のための「おっパブ」、母乳を浴びたい赤ちゃんに戻りたい大人のための「母乳・妊婦ヘルス」などなど、バラエティやウィットに富んだ大人のエンターテインメントが日本にはあふれておるのです。


日本人男性のオカズは贅沢過ぎるっ!!!
女子からしたら、どうですか、この状況。
何かと。
いったい何なのかと!!!! 
この果てしない男の性欲に、これでもかとオカズが与えられるすてきな環境は!!!! 
日本人は一見奥ゆかしいけど、ムッツリスケベだということがご理解いただけたでしょうか。

AVの制作会社に勤め、今や隠語も平気でバンバン言えるようになって、ヤバい女の人になってしまったわたくしですが(笑)、そんな私にもウブな頃がありました。
この業界入りする前までは、実は「チ○ポ」とも恥ずかしくて言えないほどウブだったのでございます!!(今は間違いなく言える……!)

若い頃、彼氏の隠し持っていたAVに一喜一憂したりしたこともありました。
普段はSっ気のある人だったのに、隠し持っていたAVが痴女もの……。
「え? この人、自分ではSだって言ってたのに……ホントはドM野郎なの…… !?」。
とか、私は超絶に貧乳なのですが、よりにもよって巨乳ものAVを見つけたときの悲しさと言ったら……!!
「どうせ、どうせ私は妖怪乳なしよーーー!!!!」とヤサグレたこともありましたねえ(遠い目)。


日々味わう男たちのむき出しの性欲
女性にとってAVは結構目の敵だったりしますよね。
好きな人が自分以外の女の人でハアハアしちゃうわけだから、そりゃあ不愉快ったらないでしょう。
ところがどっこい。
AV会社に入社し、日々味わう男のむき出しの性欲

オナニーの話、キャバクラ、風俗の武勇伝を毎日のように聞くわけです。
AVで一喜一憂するくらいだったので、もちろん風俗なんてもってのほか!だったのですが……。

社内ではおとなしそうな男性も、みんな結構一度は行ったことがあるんですよね。
だからといって、皆さんのまわりの男性も「絶対風俗に行っている!!」なんてことは言いませんが、行ってる可能性はある……という事実を知ったのでした。

彼女がいるのに、AVでオナニーしたり、お外でいたしたい男心って何だ??
ましてや、私と普段してるセックスの趣向と違ったズリネタ……男のエロ心は謎だらけです!!

出会いの巻
エンド