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スペシャルインタビュー

まりか
2009年の第1回SODstarシンデレラオーディションで、「てぃんくる賞」に輝いたまりかさん。
なんと、今年春に全米デビューを前提に渡米!AV業界でも前代未聞のワールドワイドな活躍に迫ります!
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まりか
日本を飛び出し、世界に進出して
どこまでも夢を追いかけてみたいんです!

——まりかさんは、現在ロスに活動の拠点を移して、アメリカでAVの撮影をされているということですが、アメリカで活動したいと思った理由は何だったんでしょう。
「AVのお仕事を始めて、しんどいこともあったけど、いろんな世界を経験できたことがすごくおもしろかったんです。だから、もっといろんな世界を経験してみたいと思って、最初は半分冗談で『アメリカ行く~』なんて言ってたんですけど、正直言って絶対実現すると考えてたわけではなくて、もっと漠然と『表現の幅を広げたい』『新しい世界を経験したい』という気持ちでしたね」

まりか

——それが実現したのは、何かきっかけがあったんでしょうか。
「最初、こちらから写真やプロフィールを軽くアメリカに送ってプレゼンしてみたら、すごく反応がよくて、オファーをたくさんいただいて。それで『じゃあ行ってみよう』と」

——まりかさんは、英語はできるんですか?
「いや、全然できなくて(笑)。一度向こうの事務所やメーカーと顔合わせのために渡米してから『このままじゃヤバイ!』と気づいて、英語の猛勉強を始めました」

——言葉以外に、日本とのギャップを感じる部分はありましたか?
「一番ビックリしたのは、男優と女優の待遇ですね。日本だと女優はお姫様扱いでチヤホヤされて、男優はどちらかというと陰で支えるみたいな感じですけど、アメリカでは『セックスは二人で楽しむもの』っていう考え方だから、男優と女優の待遇に差がないんです。女優もまったく特別扱いされない。そのことに最初は戸惑いましたね。撮影が終わっても、誰も水やバスローブを持ってきてくれないし、『まりかは日本のトップスターなのに、自前のローションも持ってきてないの?』ってすごくバカにされたり。何もかも自分でやるのが当たり前、っていう感覚なんですよね。
私は順応性があるので、『あ、ここはこういうシステムなんだな』って、わりとなじむのは早かったですけど、二本の感覚が当たり前だと思って行くと、しんどかったかもなと思います」

——アメリカの男優さんは、どんな感じなんですか?
「日本だと、人気のある女優さんのオナホールとか発売されたりしますけど、アメリカでは人気の男優さんのディルドが売ってたりするんです。
マニュエル(マニュエル・フェラーラ)っていう、AVN(アメリカのポルノ業界で最も権威のある賞)で世界一の賞を取った男優さんが、『まりかがそのうち、普通に歩けなくなる場所に連れていってあげるよ』って、ハリウッドに連れて行ってくれたんです。で、二人で歩いていたら、普通の女のコたちが『マニュエルだ!握手して!』って集まってきて、本当に普通に歩けないんです。アメリカではポルノ男優もスターなんですよね。そういうところは日本との大きな違いを感じました」

——ハリウッド!?すごいですね!そもそも、アメリカ進出も含め、まりかさんがこのお仕事で、常に新たな挑戦を続けてこられた理由は何でしょう?
「最初の頃は、このお仕事のことを『ただセックスすればいいんだろう』ぐらいに思ってたんです。でも、実際にやってみたら全然違ってて。その難しさや壁を乗り越えようと頑張ってるうちに、まわりの反応がよくなって、撮影が楽しくなってきて。
最初にデビューしたメーカー ソフト・オン・デマンドの人たちも、家族のように私のことを支えてくれたし、マネージャーも『うちのまりかは世界一!』と言ってくれる、私にとっても世界一のマネージャーなんです。私が今、こうして頑張っていられるのは、まわりの人たちに恵まれたっていうのが一番大きな理由だと思ってます」

——最後に、このお仕事をしてみたいと思っている読者の方にメッセージをお願いします!
「AVは、今は自分の努力次第でどこまでも夢が広がる世界。中途半端じゃ続かないけど、やる気があればどこまでも行ける世界だと思います。
あと、事務所選びは慎重に!っていうことですね。不安な事があったときに、ちゃんと話し合ってくれる事務所を選んだほうがいいと思います」