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スペシャルインタビュー

Nina
あのホリエモンプロデュースで2010年にAVデビューしたNinaちゃん。
関西弁キャラであっという間にAVだけでなくグラビア、テレビ出演も果たして人気者になったNinaちゃんの、今の気持ちは?
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Nina
きっかけはお金のため。
でも今は『とことん行ったろうかな』って思ってる。

——ホリエモン(堀江貴文氏)のプロデュースでデビューしたNinaさんですが、デビューしたきっかけは?
「東京の友達の家に住まわせてもらってたんですけど、急にそこを出なきゃいけなくなってしまって。お金も持ってなかったし、行くあてもなくて困ってたときに今のマネージャーと知り合いのつてで会ったんです。それで『お金もないし、働くか!』って覚悟を決めました」

Nina

——このお仕事に抵抗はありませんでしたか?
「ありました。初めてカメラの前でセックスしたときは緊張して泣きましたね。続けられるとは思わなかった。でも、頑張ればこの先何かあるかなって思えるようになってからは、続けようって気持ちになりました」

——AVの世界って、思ってたイメージと違いました?
「全然違ってましたね。女のコは基本的にお姫様待遇で、ワガママは何でも聞いてもらえる。女のコが第一だし、女のコが何でも優先っていう考え方でスタッフのみなさんが動いてくれるので、そこはよかったですね」

——人前に出るお仕事には、昔から興味があったんですか?
「すごく小さい頃にはあったけど、真剣に考えてはいなかったですね。AVをやっちゃったことで逆に『とことん行ったろうかな』っていう気持ちがわいてきたと思います」

——AVだけじゃなく、今はテレビやラジオ、イベントなど、いろいろな活動をされていますが、そういう芸能活動のおもしろさは感じますか?
「感じますね。普通の芸能人はいっぱいいるし、その中で目立つのは難しいけど、AVやってることでほかの芸能人よりも早くテレビに出るきっかけをつかむこともできる。それっておもしろいと思いますよ。だって今、映画でも普通の女優さんがオッパイ見せたりしてるじゃないですか。AVやってたらそんなの全然できるから、逆に受けられる仕事の幅が普通の芸能人よりも広い。そこを強みにしたいと思ってます。それこそ堀江さんのような、普通に生活してたら絶対に出会えないような人に出会えたっていうのも、このお仕事のおもしろさのひとつかな。堀江さんはいつも優しくて、お父さんみたいな人。メディアのイメージとは全然違うから、不思議ですね」

——このお仕事をしてみてよかったなって感じるところはありますか?
「貯金すればするほど、普通の人より大量にお金が貯まること。使ってしまえば残らないけど、ちゃんと貯めようと思えば、普通の仕事より全然稼げるから」

——しっかりしてますね! 普段はどんな生活をしてるんですか?
「基本、大阪人なんでケチなんですよ(笑)。家賃が高いところに住んだらお金貯まらないから、今まで通りの普通の生活をしてますね。貯金だけは何かあったときのためにしっかりする。貯金の額が大きくなればなるほど楽しくなる性格なんですよ。最初は使いたくなるけど、通帳を見るたびに『こんな年でこんなに持ってるんや』って思うと楽しくなる」

——まわりの女優さんを見てて、自分と違うなと感じることはありますか?
「めちゃくちゃ感じます。いろいろ悩みを持っているコも多いし。でも自分はポジティブだから、そういうコのことも元気づけていこう!って、どんどん話しかけていくようにしてます」

——今後「こういう活動をしたい」っていう夢はありますか?
「飯島愛さんみたいになりたい。そう思ってエイズ撲滅の活動もしてるんですけど、やっぱり知名度がないとみんな話を聞いてくれないし、イベントにも来てくれない。有名にならないと、人に影響を与えるのって難しい。自分の影響力のなさを感じますね。ちゃんとメッセージを伝えるためにも、もっと名前を売りたい」

——最後に『てぃんくる』読者に、メッセージをお願いします!
「AVの世界では、いっぱいいろんな人脈ができる。芸能の世界、ビジネスの世界ともつながってるし、やりたいことがあるならそれに近づけるひとつの道だと思います」