聞き書き彼女たちのセックス

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CASE 03-1/4
亮子(31歳)
派遣社員
心が通わない結婚を解消した今、たくさん男に抱かれたい
 亮子さんはいろんな物が細くて長い。まず骨。手足がほっそりと伸びて、多分たくさん食べても太らない体質だ。面長の顔に切れ長の目。けれど二重の瞳は大きくて、つまりはとても美人なのだ。そんなほっそりとした顔を、おとなしめの内巻のセミロングの髪が覆っている。OLさん、という言葉がとてもよく似合う風体。服装はひどく派手ではないけれど、高級なものを着ているという感じ。全体を黒でコーディーネートし、スカートは膝までのセミタイト、まさに育ちのいい女性という感じ。

 それにしても彼女の学歴は立派だ。千葉県内でナンバーワンといわれる有名公立進学校を卒業し、ストレートで早稲田の政経に入学。まったく服装にふさわしい「秀才の美女」である。
■著者コメント
みんな、未明のページに遊びに来てくれてありがとう。このページではみんなと同じ「フツーの女の子」のセックス体験を、大げさに書くことなく、ありのままに伝えていきたいと思います。
ていうのもさ、女の子のセックスに関する記事って、女の子雑誌だとどーしてもファンシーになっちゃうし、おっさん雑誌だと馬鹿みたいにねじ曲げられて過激に作られちゃうじゃない。でもさ、私たちのセックスって、マスコミがあおるみたいにただ過激だったり、お金目当てだったりするわけじゃないよね。私たち女の子は、たとえ風俗で働いてたり、時にはすごくエッチになったりしても、自分のセックスに「切実さ」と「真剣さ」を抱えてるはずなんだ。
そのへんを私は描きたかったし、ここに登場してくれた女の子たちも、真剣に自分のセックスを語ってくれました。きっと、みんなに共感する部分があると思うので、ぜひぜひ楽しみに読んでください。