小室友里の聞かせてプリーズ

働く女のコの素顔に迫る突撃インタビュー!
仕事にオトコ、プライベートまで突っ込んで聞いちゃいます。

バックナン

バー

第25回 水樹葉子さん(22)
生年月日:11月5日・さそり座
血液型:O型
趣味:AV鑑賞・旅行・アロマテラピー
お仕事歴:3ヵ月
出勤:7~10日/月
月収:20万/月
水樹葉子ブログ「水樹葉子の極エロ道」
CoCoプロモーション
http://www.cocopro.jp/
「ロリ、お姉さん、熟女……とオールマイティに女優を抱えるプロダクション。
あなたにあったお仕事をみつけてください。看板犬のココちゃんもあなたの応募を待っています!」



憧れだったAVの世界。でも初めてのお仕事では…

●業界入りしたきっかけを教えて。
「AVやる前はOLやってました。経理担当で、毎日毎日数字とにらめっこ。私これでいいのかな、これで終わっちゃうのかなって。それだったらやりたいことをやろう! と決心してこの業界に入りました」

●AVがやりたいことだったの?
「AVに憧れてたんですよ~!だから今、AV女優になれたことがすごくうれしいんです。高校生のときにテレビに加藤鷹さんが出てて、『周りがどう見ていようとオレは オレでしかない』みたいなことを話してたんですよ。こんなにステキな人がいたんだ!って大感激。それから鷹さんのトークライブに行ったり、女優さんがたくさん集 まるイベントに顔出したり。みんなあんなにかわいいのに身体一つで頑張ってるじゃないですか。そういうのすごいなって思うんです。だから尊敬もするしめちゃくち ゃ憧れてました。AVもよく借りるし、買いますよ。気分が落ち込んだときはAV観るとなんだか落ち着くんです。あっ。小室さんの『ひとツマ。』も見ましたよ~!」

●ありがとう~(照)。業界でお気に入りの人はいるの?
「監督の二村ヒトシさん、いいですねぇ~。あの変態っぷりが(笑)。トークイベントにも行ったんですけど、もう変態炸裂で最高!いつか監督の作品にも出たいです ね♪」

●その勢いなら高校出てすぐにAV女優!でもよかったんじゃない(笑)?
「私もなりたい!って密かに思っていたんですけど、実際にはやっぱり勇気がなくて……。そのときはほかに夢もあったし」

●どんな夢?
「キャビンアテンダントになりたかったんです。短大と専門とダブルスクールしてました。だから学生時代は本当に忙しかったですよ。そのために地方から上京してき たので、バイトもしなきゃいけなかったし。遊ぶ時間なんか全然なかったです」

●夢は叶ったのかな?
「受けたけど、落ちちゃいました。それで旅行会社に入って経理を担当してたんです」

●心機一転、AV業界入りを決めたわけだけど、プロダクションを選んだ決め手はなに?
「私、じつは、フェラができないんですよ。顎の関節が人より開かないみたいで……。それがすぐにAVをやらなかった一つの理由でもあるんですけど……。フェラって AVの中でも重要な要素じゃないですか。それでもよければ私を使ってください、私は私なりのエロを表現出来るように頑張ります!!って話をしたら、今の事務所がOKし てくれたんです」

●選ぶ側、じゃなくて選ばれる側、だったのね。
「AVに限らず女優さんってそうじゃないですか。一部の選ばれた人がなってる。だから今、私がAV女優になってることが信じられないくらいなんですよ」

●初現場はどうだった?楽しかった?
「それが~……ちょっと」

●ん?どうしたの?
「所属してすぐにもらったお仕事だったんですけど、キャットファイトだったんです。4対4で対決して、負けたら絡みあり、って内容。一応戦いなので、控え室もチー ムでわけられていて、スタッフさんも対決ムードを出すためにピリピリして。『対戦相手をにらんで、絶対に笑っちゃだめ!』って。でも、それはよかったんです」

●何かあったの?
「相手の女のコをケガさせちゃったんです。マットの上から落ちないようにってスタッフさんにもいわれていたし、私も気をつけていたんだけど、倒したときにマット から外れちゃって……。相手のコ、頭を打っちゃったみたいで、そこで撮影が中断しちゃったんです」

●でもそれは葉子ちゃんが悪いんじゃないよ!細心の注意を払わなかったスタッフのミスだもの。女のコ達はプロじゃないんだから。だから気に病むことないよ?
「みんなそういってくれたんですけど……。その日は帰ってから友達呼び出して思いっきり膝を借りて泣いちゃいました」

●AVらしい絡みのある現場はもう体験できた?
「はい♪いきなり4Pでした(笑)。次々と男優さんが入ってくるからほかに女優さんがくるのかと思ったら、水樹一人でした~(笑)。でも楽しかったぁ!」

 

本当にやりたいことだから両親にちゃんと伝えたいんです

●ご両親はお仕事の事はご存知?
「一応……。今は少し仲たがいしてますけど。AVやるから、って手紙書いたら、メールも電話もくれなくなって、私がかけても出てくれないし。ようやく最近メールを 返してくれるようになりました」

●AVやる前に話したの?
「はい。これが本当にやりたいことだったから、やっぱり両親には伝えなきゃと思って。スチュワーデスになるために上京してきて、お金も出してもらって、それで黙 ったままAVはできないから。私も隠さずに堂々とやりたかったし」

●そうだね。難しいところだよね。話さないことが優しさなのか、話すことが誠意なのか。
「じつのところ、私の見解がちょっと甘かったな、とは思ってます。私が鷹さんファンだって話したら、両親も『昔はAV観てたわ』とかいう話もしてくれるようになっ たんです」

●それは珍しい!そういうことって親とは話せないよね、なかなか。
「許してくれるだろう、とまでも思ってなくても、まったく無視されるとは思ってませんでした。妹がいるんですけど、妹は(AVのこと)知ってて『お盆に帰ってきて』 と頼まれていたんだけど、両親は『帰ってくるなら入れてあげるわよ』って感じだったので、私も意地張っちゃって帰らなかったんです。今までお金を出してもらった 分、今度は私が稼いで両親に仕送りしたいと思ってるけど、お仕事始めたばっかりでお給料も今までの仕事とまだ変わりないから、それもできてないし……」

●当然お友達は知ってるのね。
「『仕事辞めて何やるの?』『AVやるよ』って話しました」

●止めるようなお友達もいたんじゃない?
「どうしてそんなことするの?見てるだけでいいじゃん、そんなことして幸せになれるの?って。でも、何が幸せかなんて人によって感じ方も違うものだし、私の幸せは 私が決めることだから。私は水樹葉子になれて本当に幸せだと思ってます。AV業界がすごく好きだし、ずっと長くAVをやりたいし、この業界に対する偏見を崩したいん です!!……そのためにはどうすればいいのか、まだわからないけど。でもみんな真剣にやってるし、けっしていかがわしいものではないって思うから。キャビンアテン ダントにはなれなかったけど、今はそれが私の夢なんです」

この身体はエロを表現するためにあるんです!

●目標にしている人はいる?
「大好きな立花理子さんや、及川奈央さん、飯島愛さん。水樹はずっとこの業界に関わっていたいと思うので、AVやめてもお仕事が続けられるような女優になりたいで す!」

●話は変わるけど、今彼氏はいるのかしら?
「お仕事に集中したいので、今はいません。お仕事で一緒になった女優さんに聞いても、バレたり隠したりするのが大変みたいだから」

●寂しさや侘しさって、友達じゃ満たされないときってない?これは恋人じゃないと癒されないんだろうな、と思うような寂しさというか。
「彼氏じゃないけど、仲のいい男友達はいるんです。初現場のあとに呼び出した友達、じつは彼なんです。家に来たり、エロいこともしゃべるし、仕事のことも知って ます」

●どこで知り合ったの?業界の人?
「友達と遊びにいった先のハプニングバーで。出会った場所も場所だし、そういう関係になるのも悪くないかな~……と思ってHする仲になったんですけど、どんどん減 ってきて、今じゃもうすっかりなくなりました。こっちから誘っても『いや~、そういうのはいいよ』って。でもそういうのがなくても付き合っていけるし」

●今のところはお仕事が恋人なのね。再びお仕事について伺いますが、AV女優水樹葉子に終着点はあると思う?
「まったくないですよ。永遠に来ないと思います。エロを極めたいし、水樹葉子としていつか講演会が開けるくらい有名になって、業界の偏見を覆したいんです。もし それが出来たとしても、次の目標が、それがクリア出来たらまた次の目標が出来ると思うから」

●明らかに愚問ですが…いつまでAV続けようとか…考える?
「おばあちゃんになるまで!! そういう作品もあるでしょ(笑)?この身体はエロを表現するためにあるんです。エロを表現するためならどこだって使いますよ」

●葉子ちゃんにはこの業界の革命家になってほしいね。レボリューション。略して「エロレボ」!
「いい~~~!! それ、いただきです!!」

 

プロフィール
小室友里 小室友里
1975年7月28日生まれ。獅子座O型。
18歳でグラビアデビュー。AV女優として4年間活動した後、女優兼ライターに転身。現在は映画、舞台、執筆、講演会を中心に活動中。趣味は自転車に乗ること。

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☆所属事務所☆
BELLTECH PRODUCTION
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