小室友里の聞かせてプリーズ

働く女のコの素顔に迫る突撃インタビュー!
仕事にオトコ、プライベートまで突っ込んで聞いちゃいます。

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第4回 ゆかりちゃん(24)
お仕事:会員制派遣型ソフトヘルス
年齢:24歳/B94・W63・H94
出勤:毎日17時~5時
月収:150万
仕事歴:4年
PR:Fカップのバスト「トラップガール」

風俗は天職だと思う。素敵な仕事ですよ。

●なぜこの職業を選んだのですか?
「オトコとお金とエッチとSMが好きだから。前から体を売る仕事がしたかったんです。福岡からファッション関係の勉強に来たんですけど、
1学期が終わる頃にはファッションヘルスにいた(笑)。成人式もファッションヘルスで迎えて。ず~っと(店に)いましたね。
2年ヘルスにいて、それからSMクラブに行きました。私の中では基本がヘルスで応用がSMだと思ってます。
形は違いますけどフェラチオしてくださいって言われるのも鞭で打って下さいって言われるのも形が違うだけで
その人にとっては同じセックスなんですよ」

●ヘルスを2年やって、なんでソープに行かなかったの?
男が好きで肉体的快感だけならソープの方が大きいと思うんだけど……。
「女王様になりたかったから。いろんな人の性癖を知りたかったし。M的な行為(フェラチオとか)も出来ますけど、精神的にはSだと思うんですよね。
この仕事ってね、いかにお客さんの『都合のいい性欲のはけ口』になるかだと思うんです」

●極論、風俗は性のはけ口と言われるかもしれないけど、ゆかりさんはそう言われることに対して嫌悪感はないですか?
「お客さんを(自分の)性のはけ口にしてすみません、って感じ(笑)。エッチな部分って、人生にとって一番甘美な部分だと思うんですよ。
風俗ってそれをいっぱい味わえる、味あわせてあげられる仕事。こそこそやらなきゃいけない、後ろめたい仕事ですけど、
自分では素敵な仕事だと思ってます。この仕事をしたから私は心も身体もオンナになったし、いろんな男性と出会うチャンスはたくさんあるし、ホント、嬉しいです
 

性感染症については、まず自分でしっかり勉強すること!

●不安はなかったんですか? 不特定多数の男性を相手にするのは。
「病気の心配はありますけど、1ヶ月に1回ちゃんと検査すれば大丈夫

●やはり病院にはしっかり行かれている??
「身体が資本なので。もちろん病気も気を付けてますよ。六本木診療所の池内先生、お薦めです。お客さんが病気かどうか、
見た目で分からない人もいますけど、やばいと思ったら適当にかわしますよ。リップサービスで出来ないことは口でフォローする」

●そういうお客さんがきたらどう対処すればいいか、是非教えて下さい!
「性病について自分がまずお勉強することですね。病気について教えてあげるのも優しさだし。シャワーの時もきちんとしゃがんで洗うようにする。
で、その時にしっかり見る! チェックする! もし病気になってしまったら、すぐ病院に行った方がいいですね。
変だなって自分で分かると思うんです。そうすることである程度は自分で守れると思いますよ」

●今までのお客さんの中で最高だった人は?
「いっぱい来てくれた人。毎日とか、買い取りとか」

●買い取り?
「要は貸し切り。一日分のお金を払ってくれるの。ヘルスだと50万くらいですね。その人には1年で1億使ってもらいました(笑)」

恋人もいますが、一番大切なのはお客さんです。

●ところで。ゆかりさんは彼氏はいらっしゃいますか?
「恋人?いますよ」

●……何人ほど(笑)?
「二人(笑)。福岡に一人。東京にも一人。月三回くらい帰ってますね。その人モテるみたいで、こないだ帰った時オンナが包丁持って来たんです。
包丁投げられた(笑)。それもね、ファミレスで!
ドラマじゃあるまいし。テーブルがあったからよかったけど、なかったら脇腹刺さってますね(苦笑)。
あ、ちなみに両方ヤクザ(笑)。でも一番大切なのはお客さんですよ、当然」

●彼氏やご両親は仕事のことは知ってるんですか?
「彼氏は知ってるけど何も言わない。言わせないし。親は仕事のことは誰も聞かないです(笑)。                                                                                                         友達や昔のオトコが仕事のことグチグチ言ってくることはありますね。
一応聞きますけど理解してもらうのが無理。そう思いません?
でも言ってくれる方が安心しますね。ああ、まともな人だなって。誰なのか知らない人の前で裸になってお金をもらうことをみんながみんな賛成したら、
大変なことになるでしょう? 何度も言うけど、この仕事は自分が素敵だと思っていればそれでいいんです。                                                                                     いろいろ言われるけど、自分次第でどうにでもなるし、その出来事をどう捉えるかだと思いません?」

ごもっとも!
そのと~りッス(拍手)!!!

~オマケ~
小室談

風俗の仕事はある意味タレントさんと同じで、自分のキャラクターやイメージを大切にしないとやっていけない商売でもありますよね。
だから「これが聞きたい」と思っても答えてくれなかったり、聞いてもオフレコになっちゃったり。正直多いんですよ。それが決して
悪いなんて思ってないんだけど、ゆかりさんみたいに自分のスタイルを確立していて「これがあたしなんです」って話せちゃう人って、
すごいなぁって思いますね。風俗を仕事にしてる自分に奢るわけでもなく、また貶めるわけでもなく、自分というものをしっかりと認識できている。
そういう人ってどこの世界に行っても通用するし、勝ちあがれる人だと思いますね。話してて「ああ、いい女だな」って思いました。
彼女みたいな女性がオトコを狂わせるのだな、と。こんな女性ばかりの日本になったら、オトコはみ~んなやる気になっちゃって、
日本の経済が復活するかもしれない、とか考えちゃったりして(笑)。経済はオンナが握ってるんですよぉ。オンナは、オトコを『立てる』ものなんですね(爆)。
いやまじで、オンナの生き様として、とてもかっこいいゆかりさんでした。


 

プロフィール
小室友里 小室友里
1975年7月28日生まれ。獅子座O型。
18歳でグラビアデビュー。AV女優として4年間活動した後、女優兼ライターに転身。現在は映画、舞台、執筆、講演会を中心に活動中。趣味は自転車に乗ること。

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