カシコイおもてなし
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不安な時代の接客術(1/2)

カシおもここまで

前号は地震の直後に書いたのですが、この国の混乱はまだまだ続きそうです。弱ったな。
「いつも通り」にできるんだったら、「いつも通り」にすることで経済活動を維持し、その余剰を被災地に回すことができるのですが、
思っていた以上に津波の被害が大きく、その上、原発事故です。「いつも通り」にしたくてもできない事態になってきました。

風俗業界への影響は

出版は紙不足、インク不足、流通の混乱で、雑誌の発売が延期になったり、1号飛ばすなどしている例が出てきていますし、
風俗雑誌の東北版が休刊になったりもしています。
確実に広告収入も減るので、この状態が続くと、さらに休刊になる雑誌が増えるかもしれません。

知り合いのお笑い芸人さんたちも仕事が続々キャンセルになって、いつになったら復帰できることやら。

 コンサートやイベントが中止になっているのは必ずしも自粛ということではなくて、客が来ないんですよね。
だったら、やめてしまった方が赤字が少なくて済む。

 詳しい事情は聞いてないですが、仙台のストリップ劇場も再開予定なしの長期休業。

地域によっては計画停電があるため、早く帰宅する人も多いですし、材料の確保で奔走している会社もあって、娯楽に時間を使っている場合ではない。
こづかいは義援金として出してしまったため、遊ぶ金がない人たちもいます。

今の客はリピート客になる

デリヘルで働いているダチっ子によると、やはり客は激減。
女の子も、東京を離れて実家に戻ったり、海外に行ったりするのも出てきて、その店では女の子の確保に四苦八苦しているらしい。
彼氏や子どもがいれば、仕事を休んでできるだけ一緒にいようとするでしょうしね。

そのダチっ子は店に頼まれて、地震の当日から数日連続で出勤したそうです。

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